面接は必ず複数回行い、病児保育スタッフとしての適性を見極めます。単に保育士などの資格を有しているだけではなく、訪問型病児保育に適した人材かどうかを複数人で評価しています。保育士の人材不足がクローズアップされていますが、病児保育のサニーには多数の面接応募をいただいております。そしてその多くはサニーの理念に共感したことが応募のきっかけになったという方です。
サニーは継続的なスタッフの知識・技能向上の場を提供しています。現在流行している感染症についての研修会、医療的ケアが必要なお子様への対応方法の研修会、お子様の病状悪化時におけるシミュレーション教育などを徹底して繰り返すことによって、常に最新の知識をもとに安全・安心な病児保育を提供していきます。
主に1歳未満のお子様が睡眠中に予期せず亡くなってしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)という病気があります。
SIDSを予防するため病児保育のサニーでは様々な取り組みを行っております。
ご利用者の皆様にはご負担をおかけするかもしれませんがお子様の安全のため、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
SIDSは、うつぶせ・あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発生率が高いということが研究者の調査からわかっています。病児保育のサニーでは睡眠時のチェック表を用いて、少なくとも5分に1回、身体の向きと呼吸状態を確認して、あおむけに寝かせたお子様がうつぶせになっていないかチェックしています。
たばこはSIDS発生の大きな危険因子です。両親とも喫煙していると両親が喫煙していない場合の「4.7倍」、親の一人が喫煙していると親の一人が喫煙していない場合の「1.6倍」発症率が高いといわれています。このようなデータから、病児保育のサニーでは1歳未満のお子様のご家庭内に喫煙される方がいらっしゃる場合は、SIDSのリスクが高いと判断し、ご入会をお断りしております。ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。