新型コロナウイルス感染症によって、自粛・分断・感染への恐怖など、多くの人が辛く大変な思いをしました。
新型コロナウイルス感染症になっても医療機関に受診できない、あるいは病床逼迫によって入院できない…
私達が住んでいる京都でも、新型コロナウイルス感染症に罹患したにもかかわらず、入院できずに亡くなってしまった方がいました。
「このままでは今後も多くの人が亡くなってしまう」
当時、そう感じた私達は全く新しい方法での解決策を試みます。
それは「病床が逼迫しているなら、自分たちから患者の家に飛び込んで、家で治療すれば良い」という発想でした。
そこで私達は2021年2月から新型コロナウイルス感染症患者への訪問診療(通称:KISA2隊)を全国に先駆けてはじめました。
今でこそ、多くの企業や医療機関が新型コロナウイルス感染症の訪問診療や往診を行っていますが、
当時はワクチンも普及しておらず、未知のウイルスだったこともあり、多くの困難や反対のご意見がありました。
しかし、私達のチームでは、若さ、チームワーク、そして地域の医師の方の強力なバックアップによって、
これらの困難を乗り越え、今ではKISA2隊の志は全国に広がっています。
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こうして新型コロナウイルス感染症の訪問診療を行っていると、医療以外の大きな問題にぶつかりました。
それが保育でした。
両親が40度近く発熱しているにも関わらず、児の看病や保育をしなければいけない現状を私達は目の当たりにしました。
心身ともに疲弊してしまい「このままでは虐待してしまいそうだ」という悲痛な叫びも聞きました。
児の新型コロナウイルス感染症によって長期間出社できず、会社をクビになりそうだという声も聞きました。
こんな悲しいことがあっていいのでしょうか?
本当にこんな世の中でいいのでしょうか?
私達はもう一度立ち上がり、「新型コロナウイルス感染症も対応可能な病児保育」を実現させるために新たなチームを結成しました。
それが「病児保育のサニー」です。
新型コロナウイルス感染症と従来の「集合型」病児保育は非常に相性が悪いと私達は考えています。
そのため、病児保育のサニーでは保育士・看護師が自宅へ訪問する「訪問型」病児保育を行っています。
また、「訪問型」病児保育は「集合型」病児保育と比較して非効率な方法であるため、
どうしても1回1回のご利用時の金銭的負担が大きくなります。
そのため、病児保育のサニーでは「共済型・月会費制」の料金形態を採用しています。
病児保育のサニーでは医師が保育士や看護師に保育における感染対策を直接指導しており、
新型コロナウイルス感染症であっても、スタッフの感染リスクを最小限にしながら
皆様へ病児保育をお届けしたいと考えています。
大事なお子様が病気に罹られたとき、体も心も大変な負担があると思います。
少しでもその負担を減らすことができればと社員一同考えております。
あなたのお子様は日本の未来そのものです。
皆様と一緒に日本の未来を作っていくお手伝いができればと思います。