SIDSに注意しましょう!

毎年11月は乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間です。

SIDSは、健康に見える乳児が眠っている間に原因不明で突然死亡してしまう現象です。

特に生後2~6ヵ月頃に多いとされていますが、保育の現場では1−2歳児が事故全体の40%とかなり多くの割合を占めています。SIDSはうつぶせ寝や柔らかい寝具、過剰な保温、喫煙環境がリスクを高めるとされていますが、感染症に罹っているお子様もリスクが上昇すると言われているため、病児保育ではより一層の注意を払う必要があります。

病児保育のサニーでは、SIDS防止に向け、常にあおむけ寝を基本とした安全な環境の整備や、適切な室温・湿度管理など様々な対策を講じております。また、0歳児には5分に1回、1-2歳児には10分に1回、必ず体位・呼吸をチェックし、万が一の異変を早期に発見できる体制を整えております。

養育者の皆様におかれましても、ご家庭での適切な睡眠姿勢や禁煙へのご協力をいただくことで、SIDSリスクをさらに軽減することができます。今後とも子どもたちの健やかな成長と安全のため、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。